整形手術のメリットとリスク

手術による整形のメリットとリスク

誰もが美しくありたいと願います。そして多くの人がコンプレックスの一つや二つは持っています。もしも目が二重だったら、鼻が高かったら、口がふっくらしていたら、顔が小さかったらなど、何かしらで鏡を見ながらため息をついた経験は、誰しもあるのではないでしょうか。気にしている部分が一つもない完璧な顔の人は珍しいでしょう。手術によってコンプレックスから開放され自信を持って輝いて生きることができるなら、悪くはないかもしれません。自信がつくことによって心が素直になり、性格が明るくなることもあります。前向きになって資格を取得したり、素敵な恋人を見つける人もいます。
ただし、逆のこともあるのです。本来ではない自分にコンプレックスを持ち、以前よりも心が曲がってしまうことがあります。実際、日本では周囲の人から奇異な目で見られたり、陰口をいわれることもあります。それを跳ね除けて明るく生きる覚悟がなければなりません。いじけて隠れてしまうようでは、何のための一大決心だったかわからないではありませんか。見た目をきれいにするなら、心もきれいにならなくては、人生を向上させることにはなりません。また思い描いた顔のとおりになるかどうかは、執刀医のセンスによるところもあるし、元の顔の骨格によってはどうしても無理ということもあります。たとえば何でもいいから二重まぶたになりたいという人なら大丈夫でしょうが、芸能人の誰かと一緒の目になりたいなど、理想の姿が限定的すぎると、術後の満足感を得られないかもしれません。自分の心の中を見つめ、本当に整形が必要なのかどうか、考えることも重要です。もしかしたら身体醜形障害の可能性もあります。これは、人から見て普通かそれ以上なのに自分は醜いと思ってしまう心の病気です。だとしたらどんなに顔を変えても納得できることはありません。変える度に自分を否定し、病んでいきます。専門医にかかり、心の安定を取り戻すことが大事です。
現代の技術でも、執刀医も人間なので失敗する可能性はあります。私も何人か、明らかな失敗の例を見たことがあります。幸い、その方たちは普通に楽しそうに生きていらっしゃいますが、心の中では傷ついて後悔しているかもしれません。顔をいじるということは、自分の最大のアイデンティティーを作り変えることでもあるので、慎重に考えてください。

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